Full house in Taipei

無事に台北公演も終了し、高雄に帰ってきました。もう「帰ってきた」です、完全に。

高雄入りして、1ヶ月以上経つので、行きつけのお店も増え、店員さんとも顔なじみになり、東京では感じない「地元感」みたいなものすら感じるようになりました。やっぱり日中は半袖で快適に過ごせるこの気候も大きな要因でしょうか。

話は戻りまして、台北公演。ありがたいことに、ほぼ満席の状態での上演となり、かつ日本からもお客さまをお迎えでき最高でした。とは言え、舞台作品は生き物なので、毎度のことながらリハーサルでは予期できないことも本番で起きることが多々あります。そういう中でも、板の上の演者は臨機応変に対応して「Haunting」という作品を目の前のお客さまに伝えきる必要があります。

そういう意味では、台北公演は本番前からとてもいい緊張感の中メンバー全員が本番を迎えることができたので、本番を私自身はこの目で観ることができなかったのですが、お帰りになるお客さまの顔を見て「あ、届いた」という確信を持てました。

残すは、Firefly Theatre本拠地・ここ高雄での2公演と、我がMY COMPLEX本拠地・東京での1公演。もちろん気合がいつも以上に入ります。本番を終えてその日の夜中1時過ぎに高雄に戻ってきましたが、また休む間も無く昨日からいつも通りジムへ行って身体作りをする石曽根。

第二次世界大戦下で台湾人日本兵を率いいる大尉、セリフも動きもこだわり抜いた作品です。まだまだ稽古や宣伝活動で大学や現地のコミュニティーセンターへ伺う日々。そして、東京公演に向けての準備もスタートしています。最高のHauntingを東京にお届けするためにも、MY COMPLEXは1日1日を大切に過ごしていこうと思います。

 

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※台北公演本番前、マイクチェックを待つ石曽根。この作業、本当に大切なんです。

 

Firefly Theatreでは、本番前に客席に全メンバーが集まり、一人ずつ自分の想いをメンバーの前に立って共有します。それぞれの立場ならではの言葉が聞けるので、私は大切な時間だと感じています。私は石曽根の言葉と自分の言葉をメンバーに英語で伝えます。

台北公演で感じたのは、高雄に来たての頃は、英語がわかるメンバーが少ないこともあり、中国語に訳されるのを待っているメンバーが多かったのですが、今は全員がちゃんと私の表情を見て「感じよう」としてくれているのがわかります。石曽根が日本語で話しているときも同じです。Hauntingの成長には、こういうメンバー間の繋がりも大きく影響しているのでは、と私は思います。

劇場にいらっしゃると、開演前のアナウンスをお聞きになったことがあると思います。今回のHauntingは4ヶ国語が入り乱れる字幕なしの作品です。この特別な作品の開演前のご案内、もちろん「特別」です。MY COMPLEXは、劇場に入った瞬間から私たちのパフォーマンスは始まっていると考えています。是非、開場から開演までの時間も作品の一部としてお楽しみいただければ幸いです。

 

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※共同プロデューサーと一緒に受付をしています。台北公演から私のネームプレートを用意していただきました。Firefly Theatreでは受付はプロデューサーが黒のフォーマルウェアでお客さまをお迎えするのがルールです。

 

さて、高雄公演まであと2週間、楽しみながら私たちらしくHauntingと向き合っていきます。

最後はやっぱりここです。稽古場のあるジム。

 

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