TENT vol.6 「Friends in Edinburgh」

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さて、Edinburghに来てから半月が経ちました。ここで丁度フェスティバルも折り返しです。

今年はどこも集客に苦しんでいるようで、よっぽどの巨大劇場じゃない限りお客さんが4〜5人なんてのも当たり前。僕たちも毎日のビラ配りで少しでもお客さんを増やそうと頑張っています。ありがたいことにアジア人カンパニーの僕たちの作品に、少ないながらもコンスタントにお客さんが観に来てくれているのは本当にラッキーで有難いことです。

お客さんの中には終演後「あれ、去年も来てたよね?観たよー」と、声をかけてくれる人もいます。3000以上もの作品の中から偶然にも僕たちの作品を2年連続で観てくれて「来年も必ず観るよ!」と言ってもらえると本当に奇跡のような感じがします。

そして今年初めてのフルラン。1ヶ月もの長丁場になると様々なカンパニーのアーティトと話す機会も沢山あります。

↑彼は同じ劇場で2つの作品を発表しているTAYO(タイヨ)。イングランドのリバプールをベースに活動している俳優で、大学の教授でもあり、数々のフェスに出て星を取っているアーティスト。僕たちの作品を見に来てくれたので、近いうちに彼の作品にも足を運ぼうと思っています。

写真は、fringeの事務局が開催しているアーティストの為の様々な勉強会の一つで、オーストラリアのアデレードで毎年2月に開催されるfringeの説明会でバッタリ会ったので、そこで一緒に撮りました。

ちなみにその説明会の後、イギリスベースでシンガポールのカンパニーをプロデュースしているプロデューサーに声をかけられ「世界で活動しているアジアのアーティストでコミュニティを作ろうと思っているから入らないか?」と・・・。

日々、毎日が驚きと発見の連続。どの場所で、どこの国の、どんな人と会うのか。全く何もない日もあれば、1日で覚えきれないぐらいの人を紹介されたりもするので面白くて仕方ない。

ちなみに僕たちが上演する(12:30〜)前の時間帯に同じ場所で上演している人はフランスのシャンソン歌手で、子供向けのシャンソンショーをやってるんだけど、正直あまりお客さんが入っていなくて、日によってはお客さんゼロのこともあり、予定より早く場所を引き渡してくれる。そんな時は、それぞれの国の話やアーティスト同士の雑談をして時間を潰すんだけど、先日初めて空の劇場に入れたので写真を撮ってきました。

↑劇場入口からお客さんが並ぶ廊下。ここにお客さんが並びます。

↑僕たちの劇場、SPOTLITESの中にあるINNOVATE STUDIO。ここが僕たちの劇場です。

↑入るとこんな感じ。すぐに客席と舞台です。お客さんとの距離も激近!

↑オペ卓(音響、照明を操作するところ)から見た感じ。

ここで朝から晩まで世界中から来たアーティストがお芝居や歌、コメディー、マジック、リーディングなどありとあらゆる作品を1時間ずつ、入れ替わり立ち替わり上演しています。

話は変わって、今日NYで女優をしている友達がEdinburghまで観に来てくれました!

↑同じように日本を飛び出し世界で戦う同じアーティストとして作品を観てもらい、話が出来てとっても良い刺激とパワーをもらう。Thank you so much! Kotoba.

そして、ようやく色んなところでレビューが出始めました。同時に3年目にして新たな発見も。今年になって(僕たちが気付いてなかったのもありますが)今まで見向きもされなかったような小さなブログメディアなどが徐々に出来はじめ、大手メディアだけでなく批評家も様々な活動で名を上げようと必死に活動しているようです。

そう、ここfringeではアーティストだけでなく、作家、演出家、プロデューサー、批評家、ジャーナリスト、美術家など舞台芸術に関わる全ての人が、世界中からより高いレベルを求め戦いに来ているんです。

同じアーティスト、舞台人たちから沢山の刺激とパワーをもらい、いよいよ後半戦が始まりました。後半戦ではどんな人と出会い、どんなことが起こるのか・・・。