no sanction journal #25 – Asian Artists

12回目の公演は、いろいろな意味で特別でした。
特別な日にふさわしいゲストと、客入りと、本当に幸せな1日になりました。

残り2公演となり、何だか寂しいような感覚が生まれてきましたが、最後まで気を抜かず創り続けるのみです。

今回は、公演以外の大切な活動についてのお話です。
何度か動画でも触れているのですが、一昨年から「Asian Artist Gathering」というアジア人アーティストのネットワークプラットフォームの構築に携わってきました。発起人であり、主催者である、シンガポール人プロデューサーのShai(シャイ/本名はもっと長いのですが、発音が難しいのでShai。でも「shy(恥ずかしがり屋)」ではないよ、というのが彼の鉄板の自己紹介)は、Fringe会期中だけでなく、普段もSkypeなどで頻繁に情報交換や今後の展開について話し合ってきた同志です。

今回は本人の了承も得て、今年のAsian Artist Gatheringでこのネットワークが生まれた経緯を話すShaiの姿を撮影しました。もちろん英語ですが、その場の空気を体感していただければと思い、ご紹介します。

世界中で開催されているFringeの中でも、Edinburghの規模やその過酷さはアーティストの中でも認知されている現実です。
私たちは、公的な支援を一切受けることができず、皆さまのご支援のおかげで5年連続の参加を実現させてきましたが、かなり苦しい状況です。それでも、このEdinburgh Festival Fringeに参加することで、自身の作品を世に出すだけでなく、未来の可能性を模索するプラットフォームに出会い、なんならそのプラットフォームを自分で生み出すこともできます。

こんな恵まれた環境は他にはないと痛感します。

実際に、こうやって、アジア人が欧米で活躍するのは難しいね、辛いね、と共感し合うだけでなく、その現状にどう向き合い、どう行動するかを、様々な角度で話し合える場を作る作業に携われるのはとても大きなことだと思っています。
この5年で手に入れた経験値を共有し、私たちも新しい知識や経験に触れさせてもらい、新しい創造性を模索する、これがいわゆるDiversity(多様性)というものじゃないかなぁと感じます。

このAsian Artistsのプラットフォームもまだまだ手探りの状態ですが、今後アジアだけでなくアジアでの活動に興味があるという世界各国のクリエイター・アーティストと一緒に、作品創りはもちろん、芸術活動を続ける上でのいろいろな意味でのコラボレーションができるように、引き続き私たちも率先して動いていきます。

もうすでに2019年度のプランも進んでいるので、引き続き皆さまのご支援のもと、広い意味・新しい意味での「芸術活動」を続けていきたいと願っています。

実際に、どういう話が起きているのか、また改めてご紹介できればと思います。

繰り返しになりますが、本当に無限の可能性を秘めた、とてつもなく心踊るプランを実現するためにも、皆さまのご支援が不可欠です。どうかお力添えのほどお願いいたします。

ひとつの節目となる、この「no sanction」公演も残り2回。
ひとりでも多くの方に届けたいと思います。

    この投稿へのトラックバック

    トラックバックはありません。

    トラックバック URL