Little Boy Diary – Day 13

いよいよ本日Edinburgh Festival fringe 2017が正式にスタートしました。

会期は8月4日〜28日の約3週間。とはいえ前回お伝えした通り、早い劇場は8月頭からスタートしているので、私たちも今日で3ステージ目が終わりました。

やはり早いタイミングでEdinburgh入りすると街全体が大きく変わっていくのが見てとれます。何もなかった場所に、ノボリやサインが立ち並び、閑散としていた街に突如多国籍の人々(数十万人)が街を埋め尽くしていくのは圧巻。そんな中、昨日2ステージ目の始まる前にfringe central(フリンジの本部)に顔を出しました。

Edinburgh大学の中にあるfringe centralは昨年は建物が工事中だった為に仮の場所に移っていたんですが、今年は建物も完成して入り口が綺麗になりました。

中はこんな感じ。多くのアーティストやレビュアー、プレス、ジャーナリストの他にも、世界中で一年中開催されている世界のfringe関係者などが集まり、演劇の話をするところなんです。同時に参加者がくつろげるように、カフェが併設されていたり、受付にはfringeのスタッフが常駐してパフォーマーが困っていると助けてくれたりもします。

そして、ここではfringe関係者だけが参加できる様々な講習会も開かれているんです。「どうすればプレスに来てもらえるのか」「SNSを効果的に使うには?」「アジアのカンパニーにとって大事なことは?」「アデレードのfringeに出るためには?」など様々なタイトルの講習会が毎日ひっきりなしに開催されており、興味のある会に参加することが出来るんです。

と、いうことで「どうすればメディアに目をつけてもらえるのか」という講習会に参加して来ました。昨年も多くの会に顔を出しましたが、自分の上演時間とかぶると参加出来ない会もあるので、毎年fringeに来ていないと中々全部の会には参加出来ません。

この会では、ヨーロッパで様々な有名カンパニーをプロモートをしている人や芸術紙「LIST」の編集者などがパネラーとして世界中から集まったカンパニーに有益な情報を話してくれるというもの。

最後には質疑応答もあり、親身になって答えてくれます。(日本でもこういった講義にいくつも参加したことがありますが、正直本当にタメになったと思えるものに出会ったことがありません)

中には「楽園」という名の会もあって、内容は疲れ切ったパフォーマーやスタッフを精神的に癒してくれる会らしいのですが、参加したことはありません。時間があったら癒されに行ってみます。とにかく、舞台をつくる人間に対して徹底的なケアとサポートをしてくれるのがfringe centralなんです。

その他にもレビュアーから出た星をチラシに貼るための作業スペースや、

マスコミやレビュアーが世界中に送る記事を書くためのPCスペースなども無料で借りることができます。この他にもBBC(イギリス国営放送)の専用巨大テントが街中にあり、そこからパフォーマーを特集したり、イベントを行ったりもしています。完全にオリンピックです。これがほとんどの日本人が知らない(世界では常識)70年続いている世界最高峰の舞台芸術の祭典なんです。

そして、本日は日本から強力な助っ人が到着しました。お二人はMY COMPLEXのEdinburghでの様子や、本番映像を超高性能カメラで撮影するために遠路はるばるスコットランドまで来てくれたんです!まずは本日、記念すべきfringe初日の舞台を観てもらいました。

これからしばらくMY COMPLEXに密着してカメラを回してくれます。Edinburghでの様子も動画で皆さんにお届けできると思いますので、お楽しみに!二人からパワーをもらい明日以降の本番に備えます。では、また次回!