Little Boy Diary – Day 12

只今、現地時間8月2日、夜9時。

先ほど本番初日を終えて宿に帰ってきました。毎年、ネイティブの観客の前で50分間芝居をしながら英語で喋り続けると言う、自分でも完全に気が狂ってるとしか思えないことをやっているわけですが、初日の朝はとてつもない恐怖に襲われ、ずっとコメカミに銃を突きつけられているような気分です。

日本語であれば、本番中のどんなアクシデントにも対応できる経験値は持っているつもりです。ですが、英語となるとなかなかそうはいきません。もちろん今年も同様の恐怖に襲われ、全てのセリフが一瞬にして消え去る悪夢を見ながら劇場に向かったのは事実です。しかし、今回はどこか胸の奥に「ワクワク」がありました。

(昨日の劇場前の通りの様子。リハーサル待ちのパフォーマー達)

作品に対しての自信、今まで以上に稽古してきた自信、そしてfringeに4回の参加していると言う自信。さらには日本で多くの人に助けてもらい、応援してくれているという自信が確実に私たちを後押ししてくれたのだと思います。客入れのタイミングから舞台上で板付き(ずっと舞台上にいること)している間も、緊張と共に「come on!!」という気持ちで臨むことが出来ました。

と、いうことで無事初日が終わりました。多少のミスはありましたが、最後の仕掛けも上手くいき、無事に50分間走りきることが出来ました。そして何より、初日に観客とレビュアーが入ってくれたことが何よりもテンションが上がりました。

そう、fringeの正式な会期は8月4日がスタートなんです。ですが、大きな劇場でやるカンパニー(中でも全日程を公演するカンパニー)は会期よりも前にプレビューという形で公演がスタートするんです。

私たちの劇場 Cvenue は今日2日から全ての公演が本番(プレビューも無し)なので、お客さんがゼロの状態で公演をスタートしているカンパニーも沢山あり、特に海外カンパニーは身内を呼んだりも出来ないので、前半はどこも苦戦するんです。

ですが、事前情報やプレス告知、ビジュアルなどで注目されれば、早いタイミングでレビュアーが来てくれて宣伝になるんです。もちろん初日の出来に満足せず、より完成度を上げるために稽古を続けますし、作品以外でのアプローチ(様々な講習会への参加や他のカンパニーとの交流)もしていかなければいけないので、千秋楽を迎えるまで本番以外も1日のスケジュールはビッチリです。

劇場のチケットBOX。ここでこの建物の中にある6箇所の劇場のチケットが買えます。

で、無事に初日も開けたので、私たちの劇場を少しご覧いただこうと思います。

C venue royaleのナンバーは6。全てのvenueに番号が振られています。

イギリスでは(日本以外といったほうが正確ですが)劇場内でお酒が飲めますし、バーで食事も食べられます。

建物内部にはこんな感じで、いたるところにポスターが貼られてます。

実は、Cグループのサーバーに不具合が出たらしく、色々作業が遅れてて劇場内はてんてこ舞い。

もちろんLittle Boyのポスターも。

劇場のトラブルで印刷物がまだ届いてないカンパニーもあるみたい…。

私たちの劇場、studio3の入り口。

そして、終演後にはCグループの本体がある場所にもいって来ました。

ここがCの本体。中には7〜8の劇場があります)

で、中はこんな感じ。

チケットBOXがあったり、

巨大なbarもあります。

で、観客がくつろいだり、パフォーマーとプレスが懇談したりもしてます。実際、正式な会期がスタートするともっと華やかになり、溢れる人でいっぱいになります。

で、いよいよ今日、メインのロイヤルマイルにもfringeゲートが出来ました。

あいにくの雨でしたが、(エディンバラは5分おきに天気が変わります)いよいよ始まったぞっという感じ。

まだまだ、紹介することはいっぱいあるんですが、とりあえず本番初日を終え、残り25ステージを走りきるために、稽古します。では、次回をお楽しみに!