コレクターズアップデートvol.16

コレクターズアップデート16回目。Edinburgh時間、10日の夜8時です。

無事に(レビュー日を含め)3ステージが終わりました。少しずつではありますが、ステージを楽しむ余裕が出てきました。昨年同様、朝起きてセリフを回し、中心地へ出てチラシを撒き、本番をして宿に戻る。ひたすらこの繰り返し。

これが25日までの僕たちのざっくりとした1日の流れ。で、今日は別の舞台を観てきましたので、その時の様子をどうぞ。

この劇場はエディンバラ市内に数十カ所劇場を保有する巨大グループなので、劇場だけでなくバーやキッズスペースなども完備しています。また、プレスやレビュアーなどとのつながりも強く、毎年ここから多くのアワード受賞者が出るわけです。と、言っても僕たちはただ作品を観に来たわけじゃありません。

他の作品を観に行くのには大きく3つの違いがあります。1つは、劇場を見たいとき。(今回はこのパターン)肝心なのは作品の中身ではありません。フリンジでは原則劇場の下見を行っていません。

劇場の内部は実際入ってみないとわからないことが多く、観客として劇場に入るしかないのです。今後自分がやりたいと思う劇場に何度も足を運び、そこで上演される様々な作品を見て、その劇場の使い方などを観察するんです。

(ちなみにPLEASANCEの中に入るとこんな感じ。ここが中心で、ここから20箇所の劇場に行けるようになっています)

2つ目は、その作品が受けた評価が本当にそうであるか確かめに行く時。フェスティバルが始まり、街は人で溢れかえっています。チラシを配っているとレビュアーや批評家、新聞記者っぽい人がウヨウヨしており、早いところはレビューが出始めているんです。

そのレビューを元に観る芝居を決めます。例えば★が5個ついた作品はそれなりの要素があるってことなので、今後自分がフリンジで★を獲るにはどうすればいいのかヒントを探すのです。

3つ目は、付き合いです。今回僕たちが上演している劇場「theSPACEUK」も全部で13箇所の劇場を持つ中堅どころです。街中でチラシを配ったり、プレスの会場などに行くといたるところに「theSPACEUK」のパスを首から下げたアーティストに遭います。

すると自然と互いに「観に行くよー」ということになるので、空いた時間が出来ると自然と彼らの劇場に行くという仕組み。「付き合い」と書きましたが、これも各国のアーティストの作品に触れるまたとない機会なので、できるだけ観に行くようにしています。

fringe会場ではないのですが、Edinburgh International Festivalの会場。歴史あるPLAYHOUS。

こっちに来て2〜3日はとてもいい天気だったのですが、エディンバラらしく1日に何度も雨が降るようになってきました。1日に何度も降ったり晴れたりを繰り返すのもここの独特の気候です。

地元の人は誰も傘をさしません。そんな中、雨に濡れながらも千秋楽までチラシ配りは続きます。では、次回のアップデートでまた。